
純文学とエンターテイメント。
小説現代は、エンタメ系である。
とはいえ、純文学と大衆文学(エンタメ)の境界が曖昧だと思う。
村上春樹は、純文学系だけど、大衆的な人気があるという意味ではエンタメではないか? とも言えそう。
純文学は、何も難しいことではなくて、大学ノートのようなものだと思っている。
何を書いてもいい。
何をしてもいい。なんなら、紙ヒコーキを作っても折り紙を作ってもいいかもしれない。
それほど、自由なのが純文学の世界だ。
面白ければ、何をしてもいい。
大衆文学は、ジャポニカ学習帳だと思っている。
理科、国語にように、ホラー、探偵、ハードボイルド、恋愛などと、それ専用の書き方があったりする。
読者も「恋愛小説読んでみるか」と分かりやすいし、読み始めると楽しい時間を過ごすことができる。
好きな映画をお金を払って観るような感じだ。
純文学は、読んでみないと何が書かれているかが分からない。
読者には不親切である。
作者だけが面白がっていることも、ある。
これにお金を払うのは、つらかったりする。
村上春樹の場合、もはや、村上春樹という分野ができているから、読者は分かりやすく読書ができる。
村上春樹という、別冊ジャポニカ学習帳である。
純文学系に、面白い作家が見当たらないから、一人勝ちになっているのではないか?
現在、僕は小説現代長編新人賞のコンペ作品を鋭意執筆中である。
締切が、7月31日。
初めての長編投稿だったりする。
今年は、小説強化年間にしよう。
とか考えています。
発表の場が欲しいのです。
文:紙本櫻士
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