スヌーピーとハロウィンと秋祭りの関係

ハロウィンをぶっ飛ばせ!

 

10月31日にやる日本の秋祭りは、最近、ハロウィン一色である。

昔はイースターと同じく「アメリカにそんなイベントがあるんだ」程度の認識だったけど、僕たちが油断しているうちに、たちまち大きなイベントになってしまった。

Xmasの盛り上がりが、侵食されるくらいに…。

 

『かぼちゃ大王』というお化けは、一体なんだろう? と思いながら、スヌーピーを読んだのを覚えている。アメリカの子どもたちにとって、仮装して近所の家を回ってお菓子をもらえる楽しいイベントである。

アメリカの収穫祭なんだよね。ハロウィンって。カボチャが主役だし。

 

余談だけど、日本人は仮装が大好きだと思っている。豊臣秀吉が催した『醍醐の花見』では、戦国大名や公家たちがコスプレをして楽しんだ。

例えば、伊達政宗が山伏になって茶屋で働いている秀吉にお布施を貰ったり、家康が行商人になったり、なにか違う自分になって楽しむ文化が流れているように思う。

ハロウィンの仮装を楽しむ土壌があったのだ。

 

日本の収穫祭は、月見である。

秋の収穫を祝い、来年もと願う。

月を観ながら宴を貼るわけだけど、どこか大人しい。もともと、公家がやっていたからかもしれない。庶民のお祭りは、盛り上がってナンボだったりするし。

 

写真は、千人の月見の宴に出す『淀川 月見めし』なんだけど、川で穫れるサカナと里山の野菜を使って、ここまでできるのだ。

秋の収穫をみんなで祝いたいと思う。

 

僕は、日本の盛り上がる秋の収穫祭『月見の宴』をやりたい。

イベントプロヂュースの天才だった秀吉なら、現代のお月見では仮装を楽しんだかもしれない。

ハロウィンに負けてる場合じゃない。

 

文:千人の月見の宴 代表 紙本櫻士

 

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