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そっくりパクってください!

「そっくりパクってください」

 

と、上念司さんが言っていたのを覚えている。

間違っていたら、ごめんなさい。でも、たぶん、そんな風な話だった。

成功するビジネスモデルがあったら、そのままパクれば成功する。

そこに余計な工夫とか改善とかを加えるから、失敗するのだ。

なぜなら、成功してるモデルをわざわざ崩すからだ。というのが、上念さんの主張だ。

 

なるほど。と思う。

 

「大企業のモデルを差別化する。そんなのも嘘です」と、彼は続ける。

やるならそっくりパクれ。差別化などは、余計なコストと時間がかかる方法にすぎない。「成功するモデルを、わざわざ複雑化してどうする?」と、彼は言う。

 

大企業がやっているのは、基本、必要な商品やサービスの供給である。

ヒトとカネとモノが集まっている大企業にしかできないし、大企業はそれをやらないと生き残れない。

クルマやエアコン、石油、コンビニ、輸送など、なくてはならないビジネスを彼らはやっている。そっくりパクるなんてできないし、スタートアップには向いていない。

 

起業家が目指すのは、むしろ必要とされていないビジネスであろう。ニッチと言い換えても良い。

趣味の入った、商品やサービスだったりする。

クルマだって、最初は、そんな商品だった。いつの間にか、なくてはならないモノに変化したにすぎない。

僕は、0から1を作るのが好きだから「そっくりパクる」は苦手である。1から100も苦手だ。でも、ニッチ市場で成功しているビジネスモデルを真似戦略はありなのだと思っている。

 

世の中には、0から1が得意な人と、1から100が得意な人がいる。

1から100が得意な人の方が断然多いのだ、と思う。ブラッシュアップしながら市場を広げていくのは、日本人に向いているし。アメリカ人は、0から1を好む印象だけど、どうだろう?

 

余談だけど、上念さんは横浜にある『臨海セミナー』という予備校で講師をしていたことがあるそうだ。実は、僕も1周間ほどここで講師をしたことがある。国語の講師ね。50倍の倍率を勝ち抜いてちゃんと講師になったのだ。でも、向いてないと思ってすぐに逃げ出してしまった。

名刺交換の時、上念さんに話したら、丁度、在籍が重なっていた。「◯◯先生がいたときですね」と、言われたけどもちろん覚えていない。

一週間だけだから。笑

 

ところで、ステージキッズはニッチなのかな?

 

文:紙本櫻士

 

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