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スマートスピーカーとエンタープライズのコンピューター

対話式の便利屋スピーカー。

 

iPhoneに搭載されているseriに似ているけど、対話に特化されているから使いやすくなっている。まだまだ、これからのアイテムだと思うけど。

 

アメリカでは、大人の5人に1人はスマートスピーカーを利用しているという。

一気に普及したというのは、新しもの好きのアメリカ人らしい。

 

「アレクサ、おはよう」

「おはようございます」

「今日の天気は?」

「日中は晴れです。最低温度は14度、昼には28度になるでしょう」

「傘はいる」

「いらないと思われます」

「今日の予定は?」

「1時間後に、サラの店でランチの予定が入っています」

「アレクサ、タクシー呼んで」

「承知しました」

と、こんな具合に会話が進む。

 

もやは、エンタープライズでコンピューターと会話しているのと変わらない現実が近づいているように思う。

日本での普及はこれからだが、スマートフォンから(少なくとも)家の中では、スマートスピーカーに移行するのではないか。

声が好きな女性や男性を選べたり、ピザの注文や料理の仕方、今日の予定など、やってもらえることは多そうだ。もちろん、新しいビジネスも生まれる。

CMが入ったりすると、煩わしけどね。

 

認知症の方の相手など、面倒臭がらずに何度でも答えてくれるだろうし、危険を察知して病院や介護先に連絡もしてくれそうだ。

宅配便の留守の問題も解決できるかもしれない。

 

余談だけど、

鉄腕アトムに出てくるヒゲオヤジが「おいらは科学技術が進んだ世界に住んでるのに、なんでステテコはいて、ちゃぶ台の前で内輪を扇いでるんだい?」と、作者(手塚治虫)に文句を言うシーンがあった。

漫画の中では文句で終わっていたけど、

「未来でも人間の基本的な生活は変わらない」と、手塚治虫はどこかで答えていたのを覚えている。確か、そんな回答だった。間違えていたらごめんなさい。

 

で、早速Amazonプライムにはいっている僕は、スマートスピーカーAmazonエコーを注文した。アレクサ! と呼びかけるやつだ。

ちょっと、ワクワクしている。未来がチラッと覗けるかもしれないから。

 

文:紙本櫻士

 

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