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得意なことを伸ばせばいい。
マーカスバッキンガムたちの研究をまとめた、黙って試せば(あなたの才能が)ピタリと当たる『ストレングス・ファインダー』である。
WEBで20秒以内に次々と質問に答えていくと、あなたの本質が浮き出てくるのが『ストレングス・ファインダー』だ。
なんだか、やばい系のようにも思えるが、試してみると納得のいくものだった。
30分以上質問に答えての結果であるから資質テストとしても本気だと思う。
「どんなに努力しても、向いてるヤツにはかなわない」と、マーカス・バッキンガムは主張する。
で、資質を34に分け、あなたの得意な上位5つを示してくれるのだ。
「あなたは、ここで勝負すべきだよ」と。
「スゲーいいから、買って試してくれよ」と、事務局の広瀬が言ったのがきっかけである。
非常にしつこく。言い出すときかない、やれやれ、である。
「なにがいいの?」
「一緒に仕事していい相手なのかが分かんだよ」
「いいよ。やんなくても」
「買えよ」
「蟹座のA型のとこだけ教えてくれればいいよ」
「星占いじゃねーよ。本を買わないと、テストが出来ないようになってんだよ」と、広瀬が言った。
本にコードが付いていて入力すると、1度だけテストができるシステムなのだ。
小説の新人賞の応募者が、雑誌の販売数を上回っているのを見て「応募券を雑誌につけたいよ」と、嘆いていた純文学系の編集者を思い出す。
しぶしぶ本をAmazonで購入し、試してみた僕の結果は以下の通り。
1. 着想 着想という資質を持つ人は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。全く異なる現象に見えるものの間に、関連性を見出すことができます。
2. 内省 内省という資質を持つ人は、頭脳活動に多くの時間を費やします。内省的で、自分の頭の中で考えるのが好きで、知的な討論が好きです。
3. 収集心 収集心という資質を持つ人は、より多くの知識を求める知りたがり屋です。ものを集めたり、あらゆる種類の情報を蓄積したりするのが好きな人が、このタイプに多くみられます。
4. 活発性 活発性という資質を持つ人は、アイデアを実行に移すことにより結果をもたらします。じっとしていることができないことが多いものです。
5. 戦略性 戦略性という資質を持つ人は、目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。
これを元に正しい資質の使い方を解説し、さらに、どんな人と組むと上手くいくかを教えてくれる。
料理の資質があるのに、テニスプレーヤーになる練習を毎日8時間続ける愚かさを示してくれるのだ。
できないことは近づかない。
似たような人が集まっても、いいことなんかない。
と、ビジネスの世界では言えそうだった。
僕の場合、『達成』が上位に入っていないので「面白ければいい」という人ということになりそうだった。こえれはまずい。
ビジネスするなら、達成とかコミュニケーションとかが上に来る人とやるといい。
なるほど。
文:紙本櫻士
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