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先入観

どうみても60年代。

 

商品やサービスを考える時、「これはいける」「これはダメだろう」は、本当はやってみないと分からない。

でも、僕たちは思い込みや、勘違いで「決めてしまう」ことがある。

 

実は、この写真は、つい30分前に撮ったモノだ。数十年前の、昭和な写真にしか見えないけど…。

現在、舗装されていない道は滅多に見かけないし、モノクロ写真だしね。

 

実際、昭和にこんなアパートが沢山あった。案外、モダンだったりもした。

 

いま、僕は新商品開発プロジェクトを進めている。ステージキッズとか、いろいろと。

デザインが決まり、値段を決め、販売ルートを検討している。これは、結構、楽しい作業だったりする。

「この商品(サービス)はみんなに使ってもらえる」と、僕の頭の中では見えてるわけだけど、果たして市場がどう動くのかは分からなくて、いつもトライアンドエラーで対応するしかない。

 

平成30年の風景なのに、昭和60年代の風景のように勘違いしていないだろうか?

と、問いながらおっかなびっくりのトライアンドエラーの繰り返しだ。

 

この住宅は、空き家だらけ? と思っていたのだが、全部に住人がいるという。ここにも、思い込みがある。

僕は、思い込みや勘違いから逃げられない。

舗装されていない道に立ていると、なんだかタイムトリップしたような気になった。

ことによると、貴重な住宅なのかもしれない。

 

文:紙本櫻士

 

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