昨日のドタキャン。
ドタキャンする人は、何度も繰り返す。
昨日も、ドタキャン癖がある人にドタキャンされてしまった。
「金曜日の3時に」と、時間と場所を彼が指定したのにである。
しかも、遊びの約束ではなく、彼が必要な書類を渡す用事である。
僕は、その書類を彼に渡すため待っていたのだ。
30分遅れていたので、
「何時にこれそうですか?」と、僕はメッセージを入れてみた。
反応はなし。
今度は、電話も入れてみた。
出ない。
留守電も入れてみた。
反応なし。
で、夜に彼から電話連絡が来たんだけど、5時間以上待っていた僕は、さすがに電話にでたくなかった。彼のドタキャンは、3度目なのだ。
現在、日が変わった午後だが、彼からのメッセージはない。
学生の頃、必ずと言っていいほど、待ち合わせの時間に遅れる先輩がいた。
僕は1時間以上、約束の場所で待っていて、しかたなく公衆電話から連絡を入れてみた。
携帯電話がなかった昭和な時代だからね。
すると、まだ、部屋に居るではないか。
「今から出る」という返事で、結局、5時間遅れて、その先輩が姿を見せた。
もう、この人とは、時間を決めて約束はできないな。と、決心した瞬間である。
とはいえ、また、時間と場所を決めて待ち合わせをしてしまった。いろいろと事情があったのだ。
なぜ、そんなことをしてしまったのかを後悔したんだけど、やはり、その先輩は現れない。
ので、僕は待ち合わせ場所をさっさと後にした。
すると、その先輩は、僕が待っていないことに激怒したのだ。
人に厳しく、自分に甘いのはどうかと思う。今でも。
で、昨日の連絡なしドタキャンだけど、今後、その人の連絡を(大人気なく)無視すると、激怒されるのだろうか?
きっと、大切な事情があったのだと話すのだろう。
謝るかも知れない。
それでも彼は、ドタキャンを繰り返してる。
どうなるのか、どうするのかを、見極めたいと思う。
僕も、信用できない人たちに対して今後どうするか、なのだ。
大切な、決断である。
文:紙本櫻士
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