自分に優しくて、人にも優しい。
のは、若者。
自分に優しく、人には厳しい。
のは、成長できない子供っぽいひと。
自分に厳しく、人に優しい。
のは、きちんと成長できた大人だ。
僕たちは、なかなかオトナになれない。
子供っぽい人たちは、どうやらクレームが得意なのだ。
製品が不完全でなんとかして欲しい。とか、商品の到着が遅い。壊れている。
などは、クレームではない。
「申し訳なかった」と、素直にわびて、粛々と改善すればいい。
むしろ、悪かった点を教えてくれるのは、ありがたいのだ。
法的に不当な要求は、法律にそって対処すればいい。
悩ましいのは、子供っぽいひとたちへの対応である。
自分を特別扱いしろ! というクレームなどがそうだ。
サービスを売るホテルや旅行会社は、この人たちにプロの対応が求められる。
基本、特別扱いはNGだけど「特別ですよ」と、ちょっとした便宜を図るテクニックはありそうだ。
さて、
客とファンについて考察すると、最近、クレーム解決が見えてくるように思えてきた。
客は、より安く、より便利で、よりよいサービスを求めている。
自分だけ、特別扱いされるのは大好きだ。
客を増やす努力で「より安く、より便利」を追求しだすと、起業家は果てしない疲弊が待っている。
客の要求が果てしないからだ。
そしてクレームも果てしなくついてくる。
なんとか対応しようと、どこかで線を引くと、そんな人たちはたちまちいなくなる。
客は、なんとも悩ましい存在なのだ。
ファンは、あなたの起業を応援、賛同してくれる人たちだ。
村上春樹のファンやAKB48のファンは、次出る本やCDの良し悪しなど問題としない。
作家やタレントの行動や商品を愛しているのだから…。
客ではなく、ファンに向けて起業する。
どんなクレームも対処できる方法は、これだと思う。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
チケットぴあにて、発売開始。ネットはもちろん、電話でも買えるということで、アナログな方にも優しいのだ。
0570-02-9999(Pコード 481-199)
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