司会者は、外国人。

「チェコから来ました」

 

『千人の月見の宴』で、司会を担当するスザンカに会ってきた。

待ち合わせは、枚方市駅にある喫茶店だ。

どんな娘が来るんだろう? と、先に着いた僕はコーヒーを飲みながら考えていた。

「ブロンドのイカす娘だから、すぐに分かるよ」と、紹介者からは聞いている。

 

しばらくすると、そのイカす娘が店に入っていた。確かに、すぐに分かるブロンド美人だ。

「スザンカです。初めまして」

会釈に、ややぎこちなさが残る。

スザンカは、僕の目を見ながら微笑んでいた。

 

現在、彼女はJ:COMやFM Umedaなどのパーソナリティーを勤めている。もちろん司会はプロだ。大阪弁だって、堪能である。

FM Hirakataの仕事を終え、打ち合わせに来てくれたのだ。

 

「日本舞踊やってたんです」と、スザンカが言った。

「能は、知ってますか?」と僕が尋ねると、

観たことがあると言う。宇崎竜童も知っているのも驚きだった。

「素敵な歌手ですよね」と、スザンカが言った。

「宇崎竜童は、日本人でも若い子は知らないくらいなのにスゴイですね」

「テレビでよくお見かけしますし、有名な方ですよ」

おっと、それは失礼。

スザンカも、スゴイのだ。

 

「チェコは何語なの?」

「チェコ語です。ドイツの南側にあって、首都はプラハですね」

彼女は、右下を両手で押さえるような仕草でチェコの位置を説明してくれた。

なるほど。プラハの発音がいい。当たり前だけど。

「モーツァルトが旅して作曲した街だ」

「そうです。海に接していないから、肉料理が美味しいんだけど、わたしは魚が好き」

 

日本には11年住んでいるそうだ。

旅をしていて、日本が気に入って居着いているという。

「日本舞踊は、能と似ているんです。所作とか能から来ているものも多いですし」

「10月4日の司会が楽しみだな」

「着物で司会しましょうか? 日本の古典文化に触れることが嬉しい」と、スザンカは微笑んだ。

 

というわけで、

『千人の月見の宴』の司会者は、外国人です。

ブロンド着物美人のね。

 

※写真は、スザンカ。

 

文:川はともだち 代表 紙本櫻士

 

千人の月見の宴

チケットぴあにて、発売開始。ネットはもちろん、電話でも買えるということで、アナログな方にも優しいのだ。
0570-02-9999(Pコード 481-199)

 

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