わらじは、沢山あったほうがいい。
ひとつのことを追求するスペシャリストになる。という選択はある。
狭い分野で分かりやすい看板を上げると、発注する方だって注文しやすい。
ニッチな世界は、仕事の宝庫だと思っている。
あmた、10万人、100万人のトップに上り詰めれば、仕事は自然と集まってくるだろう。
たとえそれが、役に立たなそうなことでも…。
将棋が上手いとか、トランプで負けないとか、自転車が得意とか、走るのが速いとか。
自立をするには、仕事が必要である。
学校を卒業すると、会社に就職するのは誰しもが考えることだ。
卒業が迫ってきたら、就活するのが当然である。
とはいえ、
生涯、ひとつの会社で働くスタイルは、高度成長期にあった幻想になりつつある。
凄まじいリストラをする企業が、珍しくなくなってきているのだ。
バブルの頃に采用された僕たちの世代などは、お荷物のようにリストラの対象になっているのをよく耳にする。
会社の都合であって、能力がないわけじゃないのにね。
さて、
会社を経営する場合、ひとつの取引先に依存するのは、きわめて危険である。
仕事を切られたら、たちまち倒産してしまう。くわばらである。
なので、危険回避のために取引先の分散や、事業多角化を意図的に行う。
しかしサラリーマンは、ひとつの取引先に依存するという、きわめて危険な選択をしているうように思う。
ならば、自衛策として取引先を増やせばよい。
二足わらじ、三足わらじが、実は正しいと思う。
仕事を出す側からすると、自分のところだけを優先して、余計な仕事を入れない相手は都合がいい。サラリーマンは、この「都合がいい状態」で騙されていると思っている。
組織に所属すると、どうしても都合よく使われ、必要がなければ切られる。
組織が優先されるからね。
高度成長期の幻想を利用して企業はひとを集め続けていることにそろそろ気づくべきで、多角化や分散を考えるのが、吉。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
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