ピンクレディー、キャンディーズの市場。

人気の時間。

 

ピンクレディーやキャンディーズが活躍していた頃、僕は高校生だった。

ピンクレディーのデビューシングル『ペッパー警部』がリリースされたのが1976年、彼女たちの解散が1980年である。

 

キャンディーズが、注目を集めたヒット曲『年下の男の子』のリリースが1975年で、解散が1978年。

なんと、その間たった3年である。

 

高校生だった僕には、永遠に活躍しているアイドルだったけど、実際は数年だった。

いまでもずっと活躍しているイメージを持っているけど。

 

余談だけど、1ヶ月CMを流し続けて数ヶ月間を空け、また、1ヶ月流すという広告の手法がある。

これをすると、年中CMが流れているように視聴者は錯覚する。

ずっと流すよりリーズナブルだ。

ポスターなら、渋谷駅や東京駅などにピンポイントで貼ると、それを見た人は全国の駅で貼られていると錯覚を起こす。

ゲリラ的手法だけど、その駅を使う人たちに訴求するのに使う。

パナソニックの社員に営業をかけたいなら、本社社員が大勢通る場所に貼ると「この製品、全国で流行っているんだな」と、思わせることができる。

実際に僕はやったことがあって、これで商談がスムーズに進んだりした。

「あ、これ知ってるよ」と…。

人間の心理は面白い。

 

さて、1970年代の人気者だった彼女たちがいなくなって、その市場に松田聖子や中森明菜などがスルスルと入ってきた。

たまたまではなく、

裏方でビジネスをする人たちが変わったのだと思う。阿久悠から松本隆みたいにね。

ビジネスは椅子取りゲームなのだ。

 

商品の人気も似ていて、永遠にレコードやMDやCDがあると思っていたら、ある日、別のに取って代わられる。

形態電話からスマホみたいに…。

これも椅子取りゲームだ。

 

僕たち裏方は、上手に変化することが大切なのだと思っている。

しがみつくと、アブナイのだ。

突然、

「解散します」と、言われるから。

 

文:川はともだち 代表 紙本櫻士

 

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