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スキルが商品。

何を売るか?

 

働き方は、変化しるけど、

会社は今も、人の時間と能力を買っている。

人のために働くのは正しい。

とはいえ時間を切り売りしながらの人生は、心の満足度が低いと思っている。

定年まで30年くらいの時間を、誰かに売る。自分の商品は、自分の時間だったりする。

 

伊賀忍者と甲賀忍者の働き方が面白い。

忍術を使って、ドロンドロンと化けるのは伊賀忍者だ。

彼らは、スキルを高く買ってくれるクライアントの下で働く。

例えば先月は、武田信玄に雇われていたけど、今月からは、徳川家康のところで働くのだ。

基本的に、伊賀はどこの味方か分からないから信用されない。忠誠を誓わないからだ。でも、能力が高い。事業にとって必要な人材なのだ。とにかく役にたつ。

 

甲賀忍者は、

基本怪しい忍術は使わなくて、興信所のように諜報活動をする。徳川家康が雇った興信所の所長が服部半蔵である。

半蔵は大名にまでなった。忠誠を誓い、定年まで徳川家で働いたのだ。東京の半蔵門線は、服部半蔵の屋敷の名前である。

 

伊賀忍者は、いまならフリーランスである。

先月は、資生堂の仕事をし、今月からはサントリーの仕事を請け負う。

クライアントに忠誠は誓わないが、成果を上げてナンボである。

 

ネットの登場で、大企業もフリーランスも同じステージで戦うのが可能になった。

大資本が得意とする分野はあるが、やり方によっては戦いようがでてきた。

スキルが商品の伊賀忍者が主役になれる時代が来たのかもしれない。

 

文:紙本櫻士

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