
エレキング登場。
ステージキッズのプレゼンに、エレキングを壇上に置いた。
パワーポイントを使ってやりたいとこだけど、今回は使えない条件だった。
時間は、5分。質問は10分である。
言葉だけでは、ステージキッズって何? が伝わらないと考え、僕は10分の1模型を作ってエレキングを立たせた。
実物のステージキッズは、1メートル×1メートル×30おセンチ(高さ)。
なので、10センチ×10センチ×3センチで作ってみた。
エレキングは、13センチくらいなので、子供が乗るとこんな感じになる。
エレキングとは、ウルトラセブンに出てくる怪獣で、なんか可愛いのだ。
というか、たまたま家にあったので立たせてみただけだけど。
「ペーパー・ステージキットなので、すべて紙でできています。軽くて丈夫なんです。エレキングが乗っても大丈夫」と僕が説明すると、
「どれくらいの重さに耐えられますか?」と、質問がでた。
強化ダンボールなので、1トン以上でも大丈夫と、僕は答える。
強化ダンボールは木と同じ強度で、軽さは三分の一なのだ。
1トン以上というのは、1トンまでしか測れない検査機械しかなかったから。
実際は、どこまで耐えられるのかを知りたいと、僕も思っている。
総重量は8キロくらいだから女性でも持てる。組み立ても簡単だ。工具もいらない。
連結すれば、大きなステージにもなる。
そんな説明を、5分でさっとやった。
寅さんなら、こんな口上で売るのかもしれない。古いけど…。
「東京は、銀座の紅をつけたねーちゃんが売れば高価な代物だ。でも今日は、料金はいりません。持ってけ、泥棒!
と、言いたいところだけど、家には子供とおかぁちゃんがお腹を空かせて待っている。
少ーしだけ、持って帰りたい」
僕のプレゼンはダメダメだけど、結果がどうでるか、早く知りたい。
なんかドキドキ。
文:紙本櫻士
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