春は桜前線、秋は米前線。
花見と月見。
米前線というサイトを立ち上げた。
米前線とは、ソメイヨシノが南から北上していく桜前線を米の収穫の前線にしたアイデアである。
まだまだ、手作りだけど。
ソメイヨシノは、江戸の園芸種で接ぎ木をしたクローンだ。
なので一斉に咲く。
基本的に、沖縄から北海道まで順番に北上するのだけど、東京が大阪より先に咲いたりと、桜前線は南から順番にとはいかない。
九州でも、山間部は遅く咲く。
米の場合、単一品種ではなく、実る時期も違っている。
植える時期もまちまちだ。
例えば、コシヒカリは早場米といって出荷が早い米だ。
暖かい地域で、コシヒカリを育てると7月、8月に収穫ができる。
コシヒカリではなくても、石垣島では5月というから早い。日本一早い新米をうたっているほどだ。
米前線は、ソメイヨシノのような単品種ではなく、早場米を追っていけばいい。
米も、基本、沖縄から北海道まで北上するのだから。
それを追って、僕たちは新米を祝っていただく。
そんな米前線を考えている。
米前線は、花見ではなく、秋の収穫祭にあたる月見の時期だ。
花見はパッと過ぎるけど、月見は3ヶ月位の期間があるから新米をいただくのにいい。
15夜、13夜、10日夜(とおかんや)がある。10日夜は、旧暦10月10日の収穫祭で、田の神が山に変える日だとされている。
2019年の10日夜は、11月6日(水)である。
地図は、昨年までの収穫時期を予想したもので、まだまだ、アバウトだ。
今年は、関係者に問い合わせ、正確な資料を作りたい。
桜前線がここまで上がりました。というような、米前線情報だ。
上がったら、新米を月見の時期にいただく。
秋の月見バーガーにも似た、いただき方だ。
『月見むすび』『月見弁当』『月見めし』と、いろいろできそうだ。
米前線と一緒に、収穫を祝う日本の秋祭りも北上する。
また、米前線サイトで、情報を見ながら新米が買えると便利だ。
ごはんがススムくんも、販売できそうである。
『米前線をめぐる冒険!!』 鋭意推進中。
文:紙本櫻士
https://komezensen.jimdofree.com/
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