面白いものを面白く、が大事なのだ。
写真は、郡上八幡の学校橋から飛び降りる小学生である。
橋の上に立つと分かるどけ、とても怖い。
高所が苦手な僕には、飛び込むなど無理である。
子どもたちは順番に川に飛び込むのだけど、普通は、足から飛び降りる。
1、2、3、ドボーン!!
これは、カメラマンの宮地さんと取材に来ていた時の写真だ。
僕は、子どもたちに川のことなど聞いている間、宮地さんは撮影をしている。
「ねぇ、頭から飛び込めない?」
と、宮地さんは、ガキ大将風の男の子に話しかけていた。
「おお、いいよ」
と、彼は快諾してウルトラマンのように豪快に飛んでくれた。
通常、足から飛び込むから、演出が入っている。
でも、嘘ではない。
この写真は、いろいろな意味でスゴイ。
面白いモノを、面白いと伝えるのは難しい。
事業でブルーオーシャン市場を作っても、なかなか伝わらないのに似ている。
こんなにスゴイのに分かってくれないの?
と、起業家たちは途方に暮れる。
どうも、ブレークするにはハードルを超えないといけないようなのだ。
よいものはジワジワとは浸透するが、ブレークするにはきっかけがいる。
きかっけは作るものである。
さて、『米前線』というサイトを立ち上げて、現在、僕は奮闘中である。
いいアイデアだと思うし、賛同者もたくさんいると自負している。
また、ステージキッズや紙鍋、月見弁当もそうだ。
高杉晋作の辞世の句は
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
であるが、僕は彼をブルーオーシャンの天才だと思っている。
こうすると面白い。
そして、人がついてくる、が誰よりも分かる人なのだと思う。
宮地さんがやったような
「頭から飛んで!」
が、まだ、僕にはできていない。
それが何であるかは、分からないけど、必ずある。
「おお、いいよ」
と、ウルトラマンのように飛んでみたい。
文:紙本櫻士
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