YEG内ベンチャー
なんて言葉はないけど、僕たちがやっている会社は、社内ベンチャーに似ていると思う。
YEGとは、商工会議所青年部のことだ。
僕たちは、北大阪商工会議所のYEGに所属している。事務局の広瀬は、不動産屋の社長だ。副代表のみーやんが行政書士。で、僕はライターである。
それぞれが、自分の会社や事務所を持っている。
「いいかい、何にもしなくても10年経つんだ」と、二年前に僕が言い、
「確かにそーだ」と、広瀬と始めたのが『千人の月見の宴』だった。
それに、みーやんが加わる。
面白いことやろう。そんな集まりだった。
「会社にしましょう」と、言ったのはみーやんだ。
みーやんは行政書士だから、会社設立は本業である。
彼によると株式会社より、ベンチャーには合同会社が向いていると言う。
「いい人そうな社名を考えて」と、広瀬が注文した。そうか、なら淀川流域で仕事をするから、社名は『川はともだち』はどう? と僕がつけた。全国の河川流域でビジネスができないだろうか? という気持ちもあったし。
事務所は、広瀬の会社内にした。そこなら電話もFAXもコピー機も会議室だってある。
僕たちの会社は固定費がほとんどかからない。
給料も自力だし、家賃もいらない。
ほら、
給料も貰いながら、ベンチャーを立ち上げるサラリーマンに似ているでしょう?
後は小さな事業をいくつか立ち上げ、うまく行きそうなものにチカラを注げばいい。
YEGには専門家がいるから、できないことは外注する。
簡単ステージキット『ステージキッズ』も、そんな事業のひとつだ。
やっぱり、社内ベンチャーに似てるよなぁ。
僕は、就職したことないけど…。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
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