野村萬斎ややこしやチケットあります。少しだけ。

アイ狂言。

 

10月4日(水)中秋の名月の日に開催される『千人の月見の宴』には、一風変わった席がある。

間近で鑑賞でき、特典として宇崎竜童CDとサイン、11月3日(祝)に香里能楽堂で開催される野村萬斎が出演するプレミアムチケットがついている。

 

なんだか、ややこしやチケットだが、辰巳満次郎、宇崎竜童、野村萬斎を観ることができるプラチナチケットである。

残りあと僅かだけど…。

 

『千人の月見の宴』では、薪能『黒塚』が上演される。

鬼女が登場する「月夜のホラー」なお話だが、この合間に狂言が入っている。

前場と後場の間に演じるから『合狂言(あいきょうげん)』である。

 

黒塚では、和泉流の狂言師・小笠原 匡(おがさわら・ただし)が、演じる。

故八世・野村万蔵、九世・野村万蔵に師事した重要無形文化財狂言師で、野村萬斎さんとは兄弟弟子になるのだろうか?

 

「昔は、狂言のあつかいがひどかったんです。能が終わって狂言が始まると、トイレに行かれたり」と、小笠原さんは言う。

狂言は、600年前くらいに誕生した庶民の喜劇で、能と関係が深く能と狂言を合わせて『能楽』だ。

「庶民の笑い生まれ」だから、分かりやすく面白い。

能を見て眠たくなり、狂言が始まって目が覚める、なんてこともある(僕のことです。ごめんなさい)。

 

黒塚では、女が「絶対、部屋をのぞいてはいけませんよ」と、言い残して家を空けるのだが、狂言師は「絶対」見てしまう。

小笠原さんの、演技の見どころである。

 

冒頭に、辰巳満次郎、宇崎竜童、野村萬斎と書いたが、ここに重要無形文化財狂言師・小笠原匡をいれて、プラチナ四天王チケットと呼びたい。

まさにモノより思い出なのだ。

 

文:川はともだち 代表 紙本櫻士

 

千人の月見の宴

チケットぴあにて、発売開始。ネットはもちろん、電話でも買えるということで、アナログな方にも優しいのだ。
0570-02-9999(Pコード 481-199)

 

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