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月見団子と新米

月見は秋の収穫祭。

 

秋の収穫祭に当たるのが、月見である。

五穀とか根菜類とか、夏に育てた農作物が秋に実って収穫するのが、四季のある日本の風習だったりする。

米をすりつぶし団子にしてお供えする風習は、すすきと一緒に飾ると美しい。

 

月見団子を作ってお供えする風習は、江戸時代かららしい。

わざと縁側に置いて、近所の子どもたちが食べていいようにしていたなど、ハロウィンで子どもたちが近所をまわってお菓子をもらう風習に似ているように思う。

おばけのコスプレをした子どもたちが、

「お菓子をくれないとイタズラするぞ!」と、近所を回るのである。

 

僕は、昔スヌーピーでこの風習を知った。

「お菓子なんだった?」と聞くと、

ルーシー「キャンディーよ」

ライナス「クッキーだ」

チャーリーブラウン「僕、かりんとう」

とか、戦果を発表するのだけど、チャーリーブラウンは、何軒まわっても「僕、かりんとう」というオチである。

 

月見団子の風習は美しい。

米が空気のような存在だった時代は、団子にすることで新米を祝ったのだと思う。

現在、新米そのものを食べることが「特別なこと」になっているように感じる。

 

月見の季節になると新米を食べて収穫を祝う。

ボジョレーヌーボーのような、新米の祝い方を提案したいと考えている。

「月見弁当」「月見にぎり」で新米を食べる美味しい収穫祭をやりたい。

千人の月見の宴で、祝うのは秋の収穫なのだ。

 

文:紙本櫻士

 

 

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