象設計集団の用賀プロムナード。
「ちょっそ危険が楽しい」
と、象設計集団の代表が言っていた。
東京にも事務所があるけど、北海道の十勝事務所まで代表に取材したときのことだ。
廃校になった小学校を利用した事務所で、音楽室があったり、運動場があったり、仕事も生活も楽しんでいる。
羨ましい事務所であった。
冬は、厳しそうだけどね。
校舎には、オフロードバイクが数台停まっている。
広い運動場を見ると、今にも子どもたちが校舎から飛び出してきそうだ。
用賀プロムナードは、もう、30年くらい前の設計だけど、今見ても新しい。
よく、警察や行政が許可したな、と思える。
アントニオ・ガウディーのような、ヌメヌメとした曲線を多用している。
建築は、直線が基本である。
効率的だし、作りやすいからだ。でも自然界に、直線はない。
直線は、囲まれていると見ていてストレスだったりする。
緊張感が、直線にあるのだ。
僕はだけど…。
「ちょっと、危険」
は、用賀プロムナード見ると分かる。
「危険はダメだけど、安全すぎるのはつまらない」
代表は、そんな風に語っていた。
ビジネスにおいて、安全なのは大企業の従業員だろう。
公務員も安全そうだ。
自分の時間を売るビジネスである。
大企業の従業員は安全かもしれないけど、大企業のトップは危ない橋を渡っている(と思っている)。
従業員は、それに気づかないだけだ。
もちろん、すべてではないけどね。
ソフトバンクの従業員は安全だけど、孫正義はそうとう危ない橋を渡っている。
ベンチャーは、大変危険なのかもしれない。
でも、考え方次第である。
安全な公園のブランコに座る選択もあるけど、
象設計事務所の言う「ちょっと危険」
を、起業でごはん!! では、やりたい。
文:紙本櫻士
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