
成功は、チャレンジした回数に比例する。
ノーベル経済学賞を取った、ジョン・ナッシュの言葉である。確かにチャレンジした回数が0なら、成功は0だ。
『ビューティフル・マインド』という、映画の中のセリフだけどね。
とはいえ、リスクは取りたくないし、1度失敗すると、もう、こりごりである。
普通の人は…。
ドナルド・トランプは、なんと、4回も破産している。
彼は、普通じゃないのだ。
チャレンジの回数がずば抜けて多いのではないか。
「チャレンジの回数に成功は比例する」
トランプは、ジョン・ナッシュが言う原理原則を実践しているのかもしれない。
最近、ある発明家の社長とお会いした時、
「事業は、延縄漁業だよ。いくつも仕掛けをつけて、あがってきた魚を収穫すればいい。全部なんて、うまくいかなくていいんだ」
と、言っていた。
彼もまたジョン・ナッシュと同じことを言っている。
孫正義さんや前澤友作さんなど、成功した事業に目が行くが、失敗も多いのだろう。
チャレンジ数が、人より多いのだと思っている。たぶん。
ひとつの失敗が話題になるが、次々やればいいのだ。
ホリエモンもそうだろう。
余談だけど、
カリフォルニアのバークレー校に行っていた友だちが、
「ノーベル賞を取れると思って通ってたんだよ。俺、天才だし。でも、さぁ、天才どころかバークレーには宇宙人がいるんだ。A4、1枚の論文が、もう、手の届かない彼方にあるんだ」
そんな事を言っていた。
日本では、コネや日本の実績がものを言う。
「僕が、日本に帰ったら、どこの大学も菓子折りを持って『どうか、私の大学に来てください』と、迎えに来ると思ったんだ。でも、全然、声がかからない。こっちから言っても、だめ」
日本では、チャレンジも大事だけど、コネや人脈も、成功の要素になっていそうだ。
そのエピソードを聞いて、そんな風に感じだ。
現在、彼は大学の講師をしている。
現在、『米前線』や『ステージキッズ』『にえった』、イベント『千人の月見の宴』などを展開している。
「いろいろ手を出すと大変だから、もう、やめてください」
と、事務局の広瀬に言われている。
さらにラジオトークも、始めてしまった。
チャレンジの数に比例するを信じ、鋭意推進中である。
リスクが多いと、大変である。
文:紙本櫻士
ラジオ版 トライ&エラー
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