ビデオデッキが、家庭に普及しだした時、
「僕の家にエロ映画館がやってきた!! ヤァ! ヤァ! ヤァ!」
と言ったのは、漫画家のみうらじゅんである。
当初、ビデオレンタルは一泊二日で千円だったのを覚えている。
その後値下がりして、5百円になり3百円になり、百円になった。
ビデオ・レンタルは、高価だったのだ。デッキもソフトもね。
そんなに高いのに、つい借りてしまったのがエロ映画だったりした。
今のようなアダルトビデオはなく、日活ロマンポルノとかの映画である。
みうらじゅんは、エロ映画館と言っているのはそのためだ。
映画は、テレビで見ることができる。
でも、エロ映画はテレビで放映されない。
わざわざ映画館に足を運び、料金を払って見なければならなかった。
しかも、敷居も高い怪しげな映画館だったりする。
高価なビデオが売れた裏の理由は、エロだったりした。
日本では、エロが規制されている。
猥褻なものは、いけないし法律違反である。
いけないと言われると、見たくなるのが人情である。
なので日本政府は、正しい。
インターネットの普及も、エロパワーがあると思う。
ネットは、見てはいけないモノを見ることができる。
ビデオの普及に似ているのだ。
また、少数派が自分の好みの世界を見つけるのに、ネットは適している。
これは、エロとは違うかもしれないけどね。
最近、気になるのは「見せすぎること」だ。
もはやエロスではなく、タナトスに向かっている。
わびさびもなさそうだ。
見せすぎは、つまらない。
日本政府は、頑張って取り締まって欲しいのだ。
このままだと少子化も致し方なし、である。
文:紙本櫻士
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