事業を進める燃料の補助。
お金は、燃料である。
無限にあればいいけど、そうもいかないから補充しながらの運営である。
普通はね。
補充を助けてくれるひとつが、助成金だと思っている。
ヨットの風みたいなものである。
株券の発行など、資金調達はあるけど、助成金のよさがあるのだ。
銀行で調達する資金は、返済しなければならない。
銀行は、資金を貸し付けることによってビジネスをしているわけだから当然である。
ところが、助成はビジネスではなく、公的機関が事業を助ける仕組みである。
税金や宝くじなどの公的な資金から、補助してくれ返済は不要なのだ。
条件は、国の政策や公的機関の目的にあっていること。
雇用であったり、新製品の開発だったり、会社設立資金だったりと多様である。
助成金については、ネットでググったり、商工会議所に行くと教えてくれる。
審査があっても「優れている」と判断されれば、助成をしてくれるだろう。
そもそも、優れていない事業なら、考え直すべきだったりするし…。
僕たちが開催した『千人の月見の宴』でも、いくらか助成金を受けることができた。
書類審査があり、面接、プレゼンなどハードルが高かったけど、進めていくうちに事業が明確になっていくメリットは大きい。
やってはいけないのは、助成金の書類を作ってくれる会社への丸投げだ。
依頼すると、20%とか成功報酬を支払うことになる。
「何もしなくても、お金が貰えるなら、ありがたい」
これをすると、事業をブラッシュアップする機会を失う。
通りそうな事業計画を考えるのではなく、
「やりたいこと」を事業にしなくてはならない。
助成金の書類を作っている会社は、インチキだと思ったほうがいい。
何枚も書いて、いくつか通れば儲けもの。
そんな商売なのだ。
もちろん、全部がそうだとは言わないけど、自分で汗をかくべきだろう。
分からないことは、担当者が教えてくれる。
現在、6月締切の助成金がいくつかある。
いまからでも、申請してみることを進める。
起業でごはん! の追い風になるから。
文:紙本櫻士
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